Z5とNIKKOR Z 50mm f/1.8Sでフォトウォーク No.33

NIKKOR Z 50mm f/1.8S

前回はこちら。7月もそろそろ終わりそうですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年は猛暑が続いており、昼間に外で写真を撮るのはもはや危険です。ということで比較的涼しい夜に星空を撮りに行きました。といっても家を出て100mくらいの場所ですが。どこか遠くにある絶景場所に写真を撮りに行くのも良いですが、身近にある場所で被写体を探すのも良いものです。よろしければ写真をご覧くださいませ。写真はすべてRAWで撮ってCapture Oneで現像しています。また、ブログ用に写真データは圧縮しています。

ちなみにマンフロットのミニ三脚PIXI EVOを使用しました。Z5にはSmallRigのL字プレートを、PIXI EVOにはLeftfotoのクイックリリースクランプを着けることで、着脱が楽になります。また、縦位置にもしやすいので、この構成はおすすめです。


ニコンZ5とNIKKOR Z 50mm f/1.8SをマンフロットPIXI EVOのミニ三脚にLeftfotoのクリックリリースクランプで装着。横位置。
ニコンZ5とNIKKOR Z 50mm f/1.8SをマンフロットPIXI EVOのミニ三脚にLeftfotoのクリックリリースクランプで装着。縦位置。




ニコンZ5とNIKKOR Z 50mm f/1.8Sで撮った写真。
Nikon Z5 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S ; f/1.8, 8sec, ISO560

夜の8時半、南の方角の星空撮影。NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sは焦点距離が50mmなので広角のダイナミックな構図はできませんが、これはこれで綺麗な星空だなと思います。肉眼ではこんなに星が見えなかったので、写真にするとこんなに星があったのかと驚きました。



ニコンZ5とNIKKOR Z 50mm f/1.8Sで撮った写真。
Nikon Z5 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S ; f/1.8, 8sec, ISO560

少し向きを変えて撮った星空写真。右下の線は飛行機です。星空を撮る時には500ルールというシャッタースピードの目安があります。500/焦点距離=シャッタースピードという法則になりますので、焦点距離50mmだとシャッタースピードは500/50=10秒が星空撮影の目安になります。あくまで目安なので、とりあえず10秒で撮ってみましたが、少し星がブレているようだったので、この写真は8秒にしました。



ニコンZ5とNIKKOR Z 50mm f/1.8Sで撮った写真。
Nikon Z5 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S ; f/2.8, 10sec, ISO720

先ほどと同じ方角ですが、少し絞ってf2.8として、ISOを少しでも抑えるためにシャッタースピードを10秒にしました。少し絞るだけでも周辺減光がかなり改善され、星がよりシャープになりました。ちらほら流れ星も見えますね。ちなみにNikon Z5は高感度に弱いと言われていますが、十分な感度耐性だと思います。

ご参考まで、RAWをCapture Oneで初期設定のまま現像したBeforeと、上述の写真Afterを載せておきます。



星空撮影はやってみると肉眼では見えない無数の星々が写るので、とても面白いです。星を撮ると明るい広角レンズが欲しくなる気持ちが良く分かりました。とはいえどんなレンズでも三脚さえあればお手持ちのカメラで撮影できるので、ぜひ暑い夏は涼しい夜に星空写真を撮ってみてください。

以上、Z5とNIKKOR Z 50mm f/1.8Sでフォトウォーク No.33でした。次回もよろしければご覧くださいませ。

撮影に使用した機材はこちら。

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