前回はこちら。前回まではハンザケ(オオサンショウウオ)の博物館に行った時の写真でした。今回は両生類つながり?で、モリアオガエルの観察会の写真です。一部の地域ではモリアオガエルは絶滅危惧種らしいですが、私の住んでいる地域では少し山の中に行くと見ることができます。ちょうど産卵の時期ということで、地域のボランティアの方が開催した観察会に参加してきました。そしてご安心ください。カエルが苦手な方でも大丈夫なように、カエルの写真はありません。よろしければご覧くださいませ。カメラはNikon Z5、レンズはNIKKOR Z 50mm f/1.8Sです。写真はすべてRAWで撮ってCapture Oneで現像しています。また、ブログ用に写真データは圧縮しています。

うっそうとした森の中。生憎の曇り空で、しかも木々が生い茂っているので、かなり薄暗い条件でした。そんな時でもNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sは開放f値1.8なので、開放で撮ればISO感度も抑えつつシャッタースピードを稼げます。ありがたや~。

森の中の池でカエルを探す息子。Z5の顔認識AFは、さすがに背中では反応しません。被写体の動きが読めない、しかも人が多い状況なら、AFをシングルポイントにするのがおすすめです。

葉っぱに付いている白い泡がモリアオガエルの卵です。水の上の葉っぱに卵を産むことで、生まれたオタマジャクシが自然に水の中に落ちるという仕組み。生き物の本能は大したものです。

足元に咲いていた可憐な花。調べても名前ははっきりしませんでした。足元にこそ被写体がある!と思っています。

オタマジャクシを捕まえた息子。いったい両生類の何に惹かれているんだろうか。息子からすればパパは植物の何に惹かれているのか?と疑問に思っているかもしれません。趣味趣向は違えど何かに興味を持つことは大事だし、人の興味にはリスペクトを持つべし。

真剣。とても真剣。私も研究者の端くれですが、息子も研究者気質のようです。

分かりにくいですが、真ん中に写っている白い泡がモリアオガエルの卵で、泡の上に2匹のモリアオガエルがまさに産卵中でした。50mmの焦点距離ではこれが限界でした。Z5のセンサーは2400万画素なので、トリミングしてもさすがにモリアオガエルを精細に表現できませんでした。NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sが欲しい・・・。
以上、Z5とNIKKOR Z 50mm f/1.8Sでフォトウォーク No.23でした。次回もよろしければご覧くださいませ。
撮影に使用した機材はこちら。


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